ルームシェア

【注意】ルームシェアを始める前に話し合うべき4つのこと

ルームシェアは人との共同生活です。

夫婦にしろ、恋人にしろ、ルームシェアにしろ、人と一緒に暮らすためには、お互いが心地よく住めるように気をつかいあう必要があります。

 

「日本人は察しと思いやり」とよく言われますが、思い込んでもめるよりは話し合ってわかり合うことが大切です。

お互いの不安や要望などを最初に話し合っておけば、もめる可能性は非常に少なくなります。

 

家は落ち着く場所なのに、相手と揉めて落ち着けなくなると様々なところに影響します。

特にルームシェアは夫婦や恋人と違い、もめる種が多くなります。

 

快適なルームシェアライフを送るためにも、以下のことは話し合っておいたほうがよいでしょう。

賃貸などの契約や生活費について

ルームシェアを始める時の最初の関門が賃貸契約です。

ルームシェアの場合、代表者が契約をする場合と、同居する全員がそれぞれ契約をする場合があります。

特に社会人の場合は家賃の額に応じて給与が増える場合もあるため、どのように契約をするのか話し合っておきましょう。

 

電気・ガス・水道もそれぞれどちらかの名義で契約が必要です。

また、NHK受信料やインターネット回線についても必要があれば契約が必要です。

これらについても、誰が契約をするのか、しっかり話し合っておきましょう。

 

お金の支払い方についても、話し合う必要があります。

  • 代表して支払う人に、いつまでにお金を払うのか。
  • どういう内訳で金額を決めるのか。

ここを決めておかないと、後々もめる原因になります。

 

内訳については、基本的に折半になることが多くなります。

ただし、折半では納得できない状況もあります。

 

僕の場合は自宅で仕事をするので、光熱水費については自分が3分の2を払うことにしました。

互いが納得するため、実態に合わせて支払う割合を変えることも必要ではないでしょうか。

 

お金についてはルームシェアでなくても大きくもめる原因になります。

不満が残らないようにしっかりと話し合っておきましょう。

日用品や食費について

日用品や食費は細かい出費になりますが、積み重ねれば大きな金額になります。

どこまでは2人で分割をし、どこからはそれぞれで払うのかを話し合っておけるとよいでしょう。

 

共用の財布を作るのも1つの方法です。

支出を2人で確認すれば、節約を考える機会にもできます。

 

料理をどちらか1人がやるのであれば、料理をしない方は1ヶ月の食費を決めて払うという手段もあります。

僕の場合、料理は自分がやるので、相手から定額で1ヶ月分の食費を取ることにしました。

もめる原因になるとは言え、あまりめんどくさくならないような方法を考えられるといいでしょう。

 

細かいですが、共用でないものの管理についても話し合っておきましょう。

冷凍庫に入れてあったアイスでケンカしていては目も当てられません。

ルームシェア中の家事の分担について

一緒に住み始めてから、もめる原因の1つが「家事の分担」です。

料理・掃除・洗濯・ゴミ出し。

お互い得意なものをやってもいいし、曜日で分けるのもよいでしょう。

一緒に住む相手によっては、「自分のことは自分でやる」ことになる可能性もあります。

 

僕の場合、自宅で仕事をし、男女でルームシェアをするということで以下のルールがつきました。

  • 「自分の部屋は自分で掃除をする」
  • 「洗濯は各自で行う」

このように、相手に合わせて細かく決めていくことが必要です。

 

生活費の支出方法と家事の分担は密接に関わってきますので、片方の負担が過度にならないようにしましょう。

料理をまとめて作る場合に決めておいたほうがいいこと

飲み会などで、日によってはご飯を食べないときはありますよね。

事前に分かっている場合は、予定をお互いに共有しておくことが大切です。

作ってしまってから「いらない」と言われるとやはり腹が立つもの。

その上、作ったものが無駄になれば、当然支出としても無駄な出費となります。

お互いの性格や特徴について

几帳面なのか大ざっぱなのか。潔癖症かどうか。

生活に関わりそうなお互いの性格については、お互いが知っておく必要があります。

トイレやお風呂などの共用スペースがある以上、知っておかないともめる原因になります。

ルームシェア生活を円満に進めるためには、お互いが素直に話し、改善できるところは改善しながら、時に譲歩することも必要です。

 

また、「みそ汁の具でもめる」とよく言いますが、食事はもめやすい原因の1つです。

料理を2人分まとめて作る場合は、相手の嫌いなものやアレルギーについても知っておく必要があります。

嫌いなものであれば我慢して食べるという選択肢がありますが、アレルギーは生死に関わる可能性もあります。

持病なども知っておくと、万が一の時に対処が早くできますよ。

 

ルームシェアは相手に何かあれば、自分にも何かしら跳ね返ってきます。

踏み込みにくい話題ではありますが、知っておくことはお互いを助けるためにも大切です。

ルームシェア中のお互いの生活について

ルームシェアはお互いが生活リズムを合わせる必要が基本的にありません。

そのため、ルームシェアは一人暮らし以上に音に気をつかいます。

 

朝は何時に起きるのか、夜は何時に寝るのか。

お互いに快適な睡眠が取れるように確認しておくことが大切です。

部屋の入り口に寝ていることがわかるようにしておくこともよいでしょう。

 

また、自室にひきこもり、一人になりたいときもあるかと思います。

話をしたい時はどうするかなど、決めておくのもよいでしょう。

 

僕の場合は話し合った結果、「自室にいる場合はLINEで連絡を取る」というルールにしました。

関係性にもよりますが、相手の生活に踏み込まないことも時には大切です。

 

一緒に住めば相手の生活が見えてきます。

自分の理解できない趣味なども見えるでしょう。

ですが、自分には自分の価値観があるように、相手には相手の価値観があります。

相手の価値観を否定せず、お互いの価値観を尊重して生活することが円満なルームシェアライフには必要です。

ルームシェアをする前に話し合うべきことまとめ

話し合うことはたくさんありますが、話し合うことで相手のことをよく知ることができます。

一緒に住む相手をよく知ることで、より快適なルームシェアライフが過ごせますよ。

  • 契約名義や生活費について
  • 家事の分担について
  • お互いの性格や特徴について
  • お互いの生活について

これだけのことを話し合っておけば、ルームシェアの多くのメリットをしっかりと享受できます。

もうルームシェアをしている方も、今日を機に話し合ってみてもいいのではないでしょうか。